Nereide Design Blog

比較的タイムリーな話題をじっくり取り上げる「長考型」ブログです。
スポーツは自由民主主義の産物であり、サラブレッドの血統は歴史的建築物に等しい文化遺産である、という考え方に基づいて執筆しております。
まれに勘違いをしている読者がいて困惑するのですが、これはただの一般市民のブログです。プロの物書きでもないので、自由に気楽に、あくまで趣味の範疇で書いております。サッカーについて書くのは、賃金を得ない門外漢の一般素人ファンでもこのレベルの文章は書けるという実践を通して、スポーツ紙記者等へのアンチテーゼとなるかと考えて当初より継続しております。
(ちなみにトラックバック、コメントについては、スパム以外は全て公開するスタンスで対応しておりますので、勘違いなきよう。)

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2011.10.02 Sunday

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ダービーの絶望的な売上を受けて競馬を考える

2011.05.31 Tuesday 01:39
アサデンコウ以来の入場者数の少なさなど今年の日本ダービーの悲惨な戦果が報告されていますが、この原因については様々議論されています。

サンデー系の独占
社台グループの独占
武豊の衰え
スターホース不在


よく取り上げられるこれらの原因と思わしきトピックにおいて、私が賛同できるのは唯一「武豊の衰え」だけです。
その他は全てテイエムオペラオーという存在によって成立しなくなるからです。

また同時に「エルコンドルパサーやグラスワンダー、スペシャルウィークがいた頃は盛り上がった」といったいわゆる世代論は単なるノスタルジーであり、数字的にはナリタブライアンが最後の盛り上がりとなっている事実は否定出来ないことを留意しておくべきでしょう。

そして競馬関係者の側としては、「ディープインパクトはスターホースではなかった」という冷静な視線が必要だと思うのです。


さて、まず今回の論旨の骨として、一応プロとしての思考をすべきと思いますので、あくまで「人はなぜ馬券を買うのか」、そして「なぜ買わなくなったか」という部分にのみ着目し、「人」と「馬」から考えてみたいと思います。


日本人が馬券を買う、その理由はロマン派、ギャンブルオヤジ、血統派、ダビスタ上がり等に限らず誰しも「自己投影」にあると思います。
(その心理を持たない層はすでに株やFXに流れていってしまったと思います。)



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| 競馬 | 01:39 | comments(5) | trackbacks(0) | はてなブックマーク - ダービーの絶望的な売上を受けて競馬を考える

種牡馬にすると6000万円の負債?

2011.04.13 Wednesday 08:00
競馬関係の報道ニュースを見ると、

〇〇〇〇引退、乗馬に(xx日)
xx年のG3〇〇記念に優勝した〇〇〇〇(牡6歳、栗東・△△厩舎)はx月x日付で競走馬登録を抹消、今後は北海道・〇〇の〇〇で乗馬となる予定。JRA通算成績14戦3勝。

というパターンが定番になってきました。

競馬ファンの発想だと、「なぜ種牡馬になれないのだ?」という疑問、願望、怒りなどがあるかも知れません。
これは競馬社会のシステムが大きく変わってしまった現在、「種牡馬になれば、第二の人生が待っている」というのはもはやノスタルジーでしかないという現代の常識を具体的に解説してみたいと思います。

シミュレーション
<愛馬がめでたく高松宮記念を勝ちました。秋はスプリンターズSを4着、香港スプリントを8着として、年末に引退を決定しました。>

「さあ種牡馬にして、第二の名馬を誕生させよう!」
馬主の夢の実現です。
種付け料はリーズナブルに50万円に設定しました。


種牡馬を持っただけでは産駒を得ることはできません。
仔を取るために何頭かは自分で繁殖を用意する必要があるでしょう。
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| 競馬 | 08:00 | comments(1) | trackbacks(0) | はてなブックマーク - 種牡馬にすると6000万円の負債?

4月のレクイエム

2011.04.06 Wednesday 22:06
馬産地にいると、馬の存在は身近になりますが、馬がいるという現実に慣れるのは怖いな、というお話でございます。

競馬場でレースを見ていて馬の死に直面することは特別珍しい事ではないのですが、馬産地では誕生は容易に目にすることはできても、死が表に出ることはかなり少ないものです。

しかしながら、馬の世界は死と隣り合わせ、そしてサラブレッドの死は本当にあっけないというのを改めて実感しましたし、これだけ馬に手をかけ関係を築き、技術を尽くしても、起きてしまうことは起きてしまうのだという厳しさも、ひとりの傍観者に過ぎない私であっても痛感しました。


馬の死亡事故というのは、さほど危険なシチュエーションでなくともあっさり発生します。
ヒヤリもハットも存在しません。
そこは他の物事とは全く違うところであり、サラブレッドという動物の難しさなのだと思います。

ですから、普段新聞雑誌などで馬の事故という記事を目にしても、くれぐれも「厩舎や牧場、担当者がヘタクソだったから」と皆さん早合点はしない方がいいと思います。

今日、私が現場に居合わせた深刻なアクシデントは、暖かい昼下がり、馬にリードをつけて外に出し、担当者とアシスト役までいた状態で、やや不規則ながら左右に小足を使っていた2歳馬を静止させていた時に起きました。
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| 競馬 | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) | はてなブックマーク - 4月のレクイエム