Nereide Design Blog

比較的タイムリーな話題をじっくり取り上げる「長考型」ブログです。
スポーツは自由民主主義の産物であり、サラブレッドの血統は歴史的建築物に等しい文化遺産である、という考え方に基づいて執筆しております。
まれに勘違いをしている読者がいて困惑するのですが、これはただの一般市民のブログです。プロの物書きでもないので、自由に気楽に、あくまで趣味の範疇で書いております。サッカーについて書くのは、賃金を得ない門外漢の一般素人ファンでもこのレベルの文章は書けるという実践を通して、スポーツ紙記者等へのアンチテーゼとなるかと考えて当初より継続しております。

本田圭佑がCSKAテストマッチ初戦で1ゴール

2010.02.05 Friday 12:00
チャンピオンズリーグでベスト16に入るチームに行って、さてどんなもんかと気になっていましたけれども、本田圭佑、イケてるみたいです。(7番の金髪が本田)



ネットではCSKA移籍当初、極寒ロシアに左遷、マイナス20度でサッカー(実際には冬季はオフで、温暖なスペインでキャンプ)などと騒がれたものですが、

実際に試合を1つ見ると、
「すげーレベル高い」「本田が一番下手に見える」「クラシッチは化け物」
などと、テストマッチ1発で"CSKAモスクワのレベルの高さ"に驚愕するコメントが圧倒的に多いのが面白い。

これはサッカーの試合に金を払おうとしないネット界隈ならでは反応で、オランダリーグや俊輔のエスパニョールの試合しか見ていない人達にとっては、欧州トップレベルのレベルのサッカーはこういうものだという経験が無かったらしく、無邪気で新鮮な反応が見えています。

これと前後して、昨日某国営放送さんがが本田圭佑の特集を流していたようです。(すぐに消えてしまうでしょうが)

このVTRのポイントは、

日本では「若いのにワガママで和を乱す選手」と思われている本田が、オランダ2部当初ではおとなしく自分が出せない性格が問題視された、という事。

ファンダイク監督
「フィールドでは常にリーダーであれと彼に言いました。」
「恥ずかしがったり、何でもハイハイと言うのではなく・・・」
本田
「俺はまだまだ主張が足りない。」
「悪い意味での日本人らしさが出てしまう時がよくある。」
「我をもっともっと出していかないと、こっちでは登りつめていけないと自覚している。」
欧州のサッカー選手は、もっととんでもなくワガママで自分の意見を押し付けるタイプが大勢いて、そいつらと張りあって、やっとチームに溶け込めるという事です。
もちろん日本代表レベルの選手の方が技術的にはずっと上なのですが、技術だけでは誰も認めてくれないのでしょう。

それで本田がこんなに変わった、というVVVキャプテンらしい頼もしい立ち振る舞いがこれです。



サッカーに関係なくとも、ああこれか、こうなんだ、という振る舞いは一人の人間の生き方として参考になる部分は多いのではないでしょうか。

全て現地で覚えたブロークンな英語だそうですが、相手によって話し方を変える日本人らしい繊細なアプローチが評判が良かったみたいです。
  

  

日本ってどうも外国で話す、というと英会話学校に通って・・・、などと必要以上に形を気にしますが、こんなもんで十分やっていけるんです。
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サッカー選手はなぜ髪型を気にするのか?

2010.02.04 Thursday 06:00
「サッカー選手はチャラチャラ髪の毛を気にするんじゃねえよ」
 
「スポーツマンらしく短髪にしろ」

などという人が日本にまだいます。
そんなあなたにクイズです。

この2つの写真はどちらも同じ選手でしょうか?



答えは
上がビジャレアルの10番カニ選手(大黒柱、過去3シーズンバリバリのレギュラー)
下はビジャレアルの39番ペレス選手(今シーズンデビューの新人、1試合出場のみ)です。

しかし、両者とも身長180cmと背格好は同じです。
この二人を何十メートルも離れた距離から正確に見分けてパスを出すのがサッカーというスポーツです。間違えると試合で大変な事になります。
 

 
 
 
 
 
「司令塔にパスしたと思ったら、同じ髪型の新人にパスしてしまった」

という事が起きます。下の写真のように角度によっては背番号が見えないからです。

チームには人種の違う人もいるし、言語が分からない人もいます。声で判別するのも簡単ではありません。
だから髪の色を変える、髪型を特徴的にする、ヒゲをたくわえるなど、遠くからでも自分だと判別してもらう目印が必要なのです。

海外に移籍した日本人選手が金髪をやめて黒髪に戻したりするのは、別に日本人らしさや個性に目覚めたという訳ではないでしょう。
単純に周囲のみんなが金髪だから判別してもらえないのです。
(現に中村俊輔は「茶髪のスコットランド」から「黒髪のスペイン」に移籍したと同時に茶髪に変えました。プロとして当然の事です。)


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ファジアーノ岡山、「選手がピッチに倒れてもボールを外に出さない」と宣言

2010.02.03 Wednesday 18:00
これは何気に凄いことではないかと思います。

2010シーズンのファジアーノ岡山においては、チーム内での個々の意識改革を図るとともに、特に、選手がピッチに倒れている際であってもボールを外に蹴り出さずプレーを継続したい
お知らせとお願い(2010年2月3日ファジアーノ岡山)

理由は下記の通りで、
 Jリーグよりアクチュアルプレーイングタイム(実際にプレーが行われているプレー時間)増加の重要性と、2009シーズンのワースト2ゲームがいずれも弊クラブのゲームであったことを指摘されました。この事実を重く受け止め
お知らせとお願い(2010年2月3日ファジアーノ岡山)
なのだそうです。

ファジアーノ岡山はクラブの方針として選手がピッチに倒れている場合であってもボールを外に蹴り出しません。
お知らせとお願い(2010年2月3日ファジアーノ岡山)

また上記の趣旨に則り、仮に対戦相手のチームが善意でボールを蹴り出した場合であっても、ボールを相手に返さずプレーを継続したい
お知らせとお願い(2010年2月3日ファジアーノ岡山)


ってのもすごいな。
慣習化されている紳士的プレーをあえて否定し、相手にマナー違反と言われるのを恐れず、あえてやる、というチーム方針は勇気がある。

もちろん、記事を丁寧に読むと、マナー違反でも何でもなく、ルールを改めて厳粛に解釈したものという理由説明も筋が通っていて、何だか頭の良さを感じるのです。

このあたりはやっぱりあの社長の意思というのが見えていて、個人的には応援したい。


この姿勢が浸透すると、サッカーという競技のイメージ自体が大きく変わる可能性もある訳で、「寝っ転がってる奴が悪いのさ」という、ちょっとラグビー的なマッチョなフットボールを目指していけるかも知れないし、注目の価値はあるのです。

このような「お金を全くかけずに、やろうと思えば誰にでも出来ること」を先んじて実施する、というセンスがいわゆる体育会系の思考とは全く異なっていて、面白いと思うのです。
 
JUGEMテーマ:ファジアーノ岡山

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