Nereide Design Blog

比較的タイムリーな話題をじっくり取り上げる「長考型」ブログです。
スポーツは自由民主主義の産物であり、サラブレッドの血統は歴史的建築物に等しい文化遺産である、という考え方に基づいて執筆しております。
まれに勘違いをしている読者がいて困惑するのですが、これはただの一般市民のブログです。プロの物書きでもないので、自由に気楽に、あくまで趣味の範疇で書いております。サッカーについて書くのは、賃金を得ない門外漢の一般素人ファンでもこのレベルの文章は書けるという実践を通して、スポーツ紙記者等へのアンチテーゼとなるかと考えて当初より継続しております。
(ちなみにトラックバック、コメントについては、スパム以外は全て公開するスタンスで対応しておりますので、勘違いなきよう。)

スポンサーサイト

2011.10.02 Sunday

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | はてなブックマーク - スポンサーサイト

エヴァ映画新作その1、はリメイクながら「泣ける」仕様

2007.09.21 Friday 00:28
緒方恵美,三石琴乃,山口由里子,林原めぐみ,宮村優子,貞本義行,庵野秀明,GAINAX
¥ 49,400
(2007-08-01)
Amazonおすすめ度:
上映中の映画見に行ってきました。
率直な感想を述べますと、「この金字塔アニメったら、パチの版権で一儲けした後にこれですから、節操はないけれども、元が良質だとリメイクしてもまだまだ何杯でもイケるようになっているのですね」、です。

ガンダムと同じく、スキップモードで話は進んでいきますが、切り方、編集が鮮やかなので、ぶつ切り感は全くありませんね。かえってテーマを限定している分、メッセージ性が強く出た内容に仕上がっていると思います。
後から気付いたら、アスカはまだ本作には登場してませんし、…なんとも大胆。
製作陣は「銀河鉄道999」を意識したという話を聞きましたが、まさに狙い通りで、そういう楽しみ方をすべき作品になっていくでしょう。

話は第1話からヤシマ作戦までで、序盤の最も気合の入った展開が再び楽しめるようになっています。
CGの使い所を重量物に限定しているのでしょうか、特撮好きなら、感動3倍増しかも知れません。特殊車両関係の大編隊とか、ビルが生えてくるシーンは実に立派になった。
もちろん、エヴァの動きなどにもCGは投入しているのでしょうけれども、さほど違和感がないという事はもともとのテレビ版がいかに優れていたか、という事なのでしょう。

最後はカヲル君が登場して、「続きが見たい」と思わせる予告編が流れて終焉となるのですが、これは期待しますよ、新キャラに新型エヴァですから。
これはなんとまあ大真面目にエンタテイメントを展開してくれそうです。

以下、哲学考おば。

私などはエヴァ体験は若干出遅れておりまして、前回の映画版あたりで追い付いたリアルタイム世代なのですが、結局感じたことは登場人物のセリフなんかは「記憶に染み付いている」という感覚。
要は私の思考形態において、結構このアニメは重要な位置を占めていると再確認した次第です。

テレビ版放映当時は、絶望的な不況下で社会進出を制限された若者世代の代弁的なアニメ、あるいはオタク、ひきこもりの若者思想を代表した作品、鬱になるほど退廃的、理不尽な作品とも言われますが、今あらためて見ると、弱者やマイノリティ文化などではなく、一般社会の現実を強く映し出した作品であると思うし、私には意外なほど自然に受け入れられていました。

例えば学生当時は、「ゲンドウは無慈悲で無茶苦茶やな」と思っていたのですが、今見るとなぜか自然に流せてしまった。社会に出るとああいう理不尽なオトナの対応って割りとある事で、私の生活の中ではありふれた事になってしまったのかも知れない。

逆に、シンジの煮え切らない態度や、エヴァ搭乗を拒否しての逃亡行なんてのは、まどろっこしく感じていたのですが、今見るとそうよな、考えさせられるよな、という心境に至ってしまう。
人というのは、やるのやらないの、行くの行かないの、で「逡巡する動物」なのだと、子供時分には分からなかった感情が自らに備わっていることに驚きがありました。
…確かに嫌だもんね、仕事させられるのって。でもやらなきゃいけないからやってる訳で。この複雑な気分、迷いは現実さながらのリアリティがあると思います。


よく良質な物語は人を育てる、などと申しますが、この点に置いてはエヴァもそういう役割を担えるだけの作品であると確信しました。
私の中に「エヴァに育てられた部分」が確かにある。しかし同様にエヴァに離れている間に「自分がも成長していた」という事も実感でき、ああ俺も無駄に過ごしていたわけじゃなかったんだな、と…。


「何のために生きるのか」「誰かに認められたい」、人間社会における普遍のテーマを綴った物語ではないでしょうか。
リメイク版を見直してもまだ現代に通用するメッセージ性を持ち続けていると思います。
なんと言うかな、「日本語が分かる奴なら、とりあえず見とけよ、絶対な」という事です。
| 芸能・アイドル | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) | はてなブックマーク - エヴァ映画新作その1、はリメイクながら「泣ける」仕様

スポンサーサイト

2011.10.02 Sunday 00:28
| - | 00:28 | - | - | はてなブックマーク - スポンサーサイト

コメント(対話する姿勢のある方優先。)

コメントする(ここは多数の大人が集う公開サロンです。場違いな発言は許可されていません。)










この記事のトラックバックURL

http://nereidedesign.jugem.jp/trackback/127

トラックバック